人文学部


西澤治彦 教授


西澤 治彦(にしざわ はるひこ)

■略歴

昭和54年 筑波大学大学院修士課程地域研究科入学
昭和56年 同上修了、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科入学
昭和56年~57年 米国ハワイ大学大学院人類学部留学
昭和60年~62年 中国南京大学歴史系留学
昭和63年 筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学
昭和63年~64年 武蔵大学人文学部非常勤講師
平成元年 武蔵大学人文学部助教授
平成7年~8年 カリフォルニア大学客員研究員
平成9年 武蔵大学人文学部教授、現在に至る

■主要著作・論文・研究活動など

[編著書]
1991 『東南中国の宗族組織』(M.フリードマン著、共訳)弘文堂
1995 『アジア読本・中国』(共編)河出書房新社
1999 『中国映画の文化人類学』風響社
2000 『大地は生きている―中国風水の思想と実践』(共編)てらいんく
2006 『中国文化人類学リーディングス』(共編)風響社

■専門・所属学会・その他前年の主要社会活動

 専門は文化人類学で、地域としては中国を中心とした東アジアを対象としている。中国からの帰国以降は、南京大学留学中に行った、江蘇省北部の農村での人類学的な調査をベースに、蘇北農村の地域社会史、漢民族の移住などのテーマで研究を行っている。また、近年は、南京などにおける回族の調査も行い、少数民族の漢化やアイデンティティーの問題にも研究対象を広げている。
 
さらにこれらの研究と平行して、中国を中心とした東アジアの食事文化論にも興味を持っている。実際、修士論文は、東アジアにおける食事文化の問題を、テーブルマナーの共時的な分析と歴史的な変遷を通して論じる、というものであった。このように、大学院の時から2本立ての研究を続けてきているわけであるが、体制改革さなかの中国に住んだ経験から、文化大革命や中国映画、改革と農村など、現代中国社会論にも大いに関心を持っている。
 
所属学会は、日本民族学会、日中社会学会、中国社会文化学会、Association for Asian Studiesなど。この他、1989年より、味の素・食の文化フォーラム・メンバー

■メッセージ

 1995年度に在学研修として、カリフォルニア大学バークレー校に滞在した。アメリカにおける中国研究の現状や、中国におけるアメリカ人宣教師の活動に関するリサーチ、及びアメリカから見た中国社会といった問題について、授業で多少なりとも話ができればいいと思っている。