■フランス文化をどこまで深く追求できるかはキミ次第。
言語・思想・歴史・文学・芸術・社会・応用語学など、各自が最も興味を持つフランス文化の領域を選択し、深く研究するのがフランス文化コースの演習です。どこまで専門的に研究できるかは、皆さんの意欲次第。向上心のある学生の入学を期待しています。
今日の社会で起きているさまざまな問題に、なぜだろうと思うことはありませんか。その「なぜ」を、時間をさかのぼって考えていくのが歴史です。そしてその答えは、必ずしも一つの国の中に見出せるわけではありません。現在ある国家の多くは、ようやく19−20世紀にできたにすぎないのですから、あたりまえとも言えるでしょう。 人間の歴史は国という境界をこえた関係性の中で展開されてきたのであり、国家にのみ目を向けるのでは語りつくせないものなのです。しかも今日では、世界の多様な分野において人や文化の交流はますます盛んになっています。時間や空間を飛び越えて、そうした人や文化や社会の絡み合いを探訪してみませんか。
■平野千果子演習[フランス史演習]
私は平野先生の授業を最も数多く受講してきた武蔵大学生です。私は先生の授業から、初めて「生きた歴史」を学んだように思います。授業で扱っているのは、フランスの植民地問題やナショナリズムなど、何世紀も前に始まりながらも現代まで尾を引いている問題です。大学生には難しい題材ですが、先生の論理的な解説が優しくサポートしてくれます。そして、何といっても授業の見せ場は、はばかることなく展開される「平野節」です。この痛快な立ち回りを見ないで大学生活は始まりません。「生きた歴史」をお求めの方は、平野先生の授業を受講することをお勧めします。
■平林 和幸演習[フランス文学演習]
フランスの陶磁器について学んでいます。授業ではフランス語の文献を使い、実物の写真と見比べながら考察していきます。今までフランス=陶磁器というイメージ は全くありませんでしたが、いろんなフランスを知りたくてこの演習を選びました。そこには歴史や伝統があり、また日本から影響を受けていることもあって身近に感じられ、同時に興味もわいてきました。いろんな角度からその国の文化にアプローチすることによって、いろんな姿が見えてきます。そこが文化研究のおもしろい所だと思います。夏休みには皆で実際に陶器を創ってみたりもしました。



